日本アンテナの通信技術を、ため池の防災に活用。
離れた場所からリアルタイムに水位状況をモニタリング。管理者の負担を大幅に軽減します。
ため池の防災に関する特別措置法
平成30年7月豪雨により、全国32箇所の農業用ため池が決壊（広島県23カ所、岡山県4カ所他）。
国は「防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法（令和2年法律第56号）」を制定。
※令和13年3月31日までの時限立法
防災重点ため池の定義
ため池水位遠隔監視システムの特徴
- 対象となるため池の設置状況に合わせて最適な水位センサーと通信方式を選択できます。
- アンテナメーカーのノウハウを活かしたエリア設計から設置工事まで、確実に「つながる」環境をご提供いたします。
- ソーラーパネルによる監視カメラとの連携も可能です。(AC1OOV工事不要）
自社クラウドによる柔軟な運用環境のご提供
- ため池に求められる「かんがい機能」と「洪水調整」の管理者の負担を水位データの遠隔監視により大幅に低減します。
- ため池水位のしきい値を設定することで、管理者へのメール通知が可能です。
水位センサーと通信方式
対象となるため池の状況に最適な水位センサーと通信方式を選択できます。
安定したため池遠隔監視を低コストで運用可能です。
※下記の図をクリックすると拡大します。
Sigfox方式：人口カバー率95％のIoT専用回線
ZETA方式：電波がない場所に自営網を設置可能
LTE-M方式：ドコモ、KDDI、ソフトバンク回線に接続可能
有線LAN方式：地域BWA網を活用した自営通信網により水位計＋カメラの構築が可能
水位計設置事例（自治体への納入実績）
水圧式・超音波式共に防災用の危機管理水位計として自治体に採用され、様々な場所で水位測定と遠隔監視を行っています。
このノウハウを活かし、ため池の水位監視を実現いたします。
国土交通省北陸地方整備局
富山河川国道事務所
2019年2月納入（運用中）
愛媛県大洲市
2019年6月納入（運用中）
奈良県磯城郡田原本町
2019年9月納入（運用中）