日アンねっとくんのお役立ちコラム

Vol.1

BS・CS放送が見たい!
BSアンテナの選び方

日アンねっとくん

最終更新日:2023年8月18日

BS・CS放送(衛星放送)を受信するためには専用のアンテナが必要です。
使用する施設や地域、放送の種類に合わせて最適なアンテナをお選びいただけるよう、選び方と当社の扱うBSアンテナをご紹介いたします。

BS・CS放送とは

テレビ放送

テレビ放送には主に「地上デジタル放送(地デジ)」と「衛星放送(BS・110°CS放送)」があります。
視聴にはそれぞれに受信用のアンテナが必要です。

BS・110°CS放送とは衛星放送の一種で、BSアンテナを設置することで受信可能になります。
赤道上空約36,000km(日本からの距離は約38,000km)の静止衛星より日本全域に向けて行われている放送でチャンネルは全国で共通です。

» 放送チャンネルは、BS・CS放送チャンネル一覧でご紹介しています。

衛星基幹放送、衛星一般放送

BS・CS 放送には無料で楽しめる番組もたくさんある

BS・CS 放送は、地デジ同様にアンテナを設置するだけですぐに見られる番組がたくさんあります。
また、映画やスポーツの有料専門チャンネルなど、地上デジタル放送とは違った番組を楽しむこともできます。
現在、地上デジタル放送は2K 画質で放送されていますが、衛星放送では4K・8K画質での放送(新4K8K衛星放送)も開始されています。
新4K8K衛星放送を視聴するためには4K・8K対応チューナーを内蔵したテレビと新4K8K衛星放送対応のアンテナが必要です。

 ※衛星放送を受信できる設備を整えた場合、NHKと衛星契約を結び、衛星契約の受信料をお支払いいただく必要があります。
 ※「スカパー!プレミアムサービス」を見たい場合には、通常のBSアンテナではなくスカパー!専用アンテナが必要です。

▼視聴したい番組に合わせたアンテナを選ぶ

BS・CS放送を見るために最低限必要なもの

BS・CS放送を受信するために最低限必要なものは以下の3つです。

つづいて、①②③について詳しく解説をいたします。

① BSアンテナ

BSアンテナとは衛星放送を受信するためのアンテナで、パラボラアンテナという種類の丸いアンテナです。

BSアンテナ

現在BSアンテナが設置されていない戸建てや集合住宅ではBS・CS放送の視聴にアンテナの設置が必要になります。

»アンテナの選び方は以下のBSアンテナの選び方でご紹介しております。  

 
 

アパートやマンションにお住いの場合

既にお住まいのアパートやマンションに共同受信用のBSアンテナが設置されている場合は、ケーブルや分波器、分配器などを接続することでBS・CS放送のご視聴が可能です。
またケーブルテレビにご加入の場合、契約の内容によってはアンテナの設置をせずにBS・CS放送の視聴が可能なケースがあります。

詳しくはお住まいの建物の管理会社や、ご契約されているケーブルテレビ会社にお問い合わせください。

② 一般的な家庭用テレビ

一般的な家庭用テレビ

BS・CS放送を見るにはテレビもBS・CS放送に対応した商品を選ぶ必要があります。
とはいっても、一般的な家庭用テレビであれば対応していることがほとんどです。
(チューナーレステレビの場合は、別途BS・CSチューナーが必要になります)

また、新4K8K衛星放送をご覧になりたい場合は、4K・8K放送に対応のチューナーを内蔵したテレビをご準備ください。
ご自宅のテレビが4K・8Kチューナーを内蔵していない場合、別途対応するチューナーをご用意することで新4K8K衛星放送の視聴が可能になります。
なお、チューナーを接続すれば、PC用モニターなどでも視聴可能です。
 
※テレビ画面が4Kや8Kに対応していても、新4K8K衛星放送に対応したチューナーが内蔵されていない場合がありますので、ご注意ください。

③ アンテナケーブル(同軸ケーブル)

ケーブル

BSアンテナとテレビやレコーダーをつなぐのにケーブルが必要です。
新4K8K衛星放送をご視聴になりたい場合には、ケーブルも4K放送や8K放送に対応したものを選ぶ必要があります。

スキマケーブルの配線図

新築の場合、BSアンテナは屋根の上に設置することが多いですが、南西方向にベランダがあれば専用金具などで後から簡単に設置することができます。

また、ベランダなど屋外に設置したアンテナから室内にケーブルを引き込む際にはスキマケーブルがおすすめです。
サッシのすきま等を利用して壁に穴を開けずに配線できます。

BSアンテナの選び方

BS・CS放送を受信するアンテナを選ぶ際のポイントは以下の三点になります。

つづいて、①②③のそれぞれについて選び方の解説をいたします。

① 使用する地域や用途に合わせたサイズを選ぶ

BS・CS放送受信アンテナ

一般のご家庭で設置・利用する場合

ご家庭で使用するパラボラアンテナは45cm型のものが一般的です。
しかし、BS・CS放送は日本の中心に近いほど電界は強く、中心から遠いほどわずかに弱くなるため、比較的電波の弱い地域では50cm以上のものを使用する場合もあります。

»家庭でのご利用に最適なBSアンテナはBSアンテナラインアップ一覧(家庭用)でご紹介しています。

共同受信用に設置・利用する場合

マンションや商業ビルなど共同受信用に利用する場合は、60cm以上の口径の大きなアンテナを使用するのが一般的です。
また、衛星放送は遮蔽(しゃへい)に弱いため、大雨や降雪にも備える必要があります。
大雨が降ると電波が弱くなり、受信に障害が起こることがあります。この現象を降雨減衰といいます。
これは特性上防ぎきることはできませんが、アンテナの口径を大きくすることで降雨減衰で映らなくなるまでのマージンを確保することができます。
さらに、降雪時の着雪によっても受信に障害が起きる場合がありますので、雪の多い地域では融雪装置付きのアンテナをおすすめしております。

»用途に応じた共同受信用のBSアンテナはBSアンテナラインアップ一覧(共同受信用)でご紹介しています。

② 視聴したい番組に合わせたアンテナを選ぶ

新4K8K衛星放送の周波数とチャンネル一覧

BS・CS放送が見たいということであれば新4K8K衛星放送に対応したアンテナをオススメします。

現在市販されているBSアンテナの多くが新4K8K衛星放送に対応しており、お持ちのテレビが従来の画質(2K)の放送にしか対応していない場合でも同じアンテナを利用できます。
新4K8K衛星放送対応のアンテナを用意しておけば、後々テレビを4Kや8K対応のものに買い換えた場合でも、アンテナは買い換えずにそのままご利用いただけます。


「スカパー!プレミアムサービス」を見たい場合

「スカパー!プレミアムサービス」をご視聴になりたい場合には、通常のBSアンテナではなく、専用のアンテナが必要です。
専用アンテナはスカパー!からご購入いただけますので「スカパー!プレミアムサービス」のご視聴を検討されているかたは、下記へお問い合わせください。

スカパー!ダイレクト
0120-816-550
受付時間:10:00-20:00(年中無休)

③ カラーでアンテナを選ぶ

デザインでアンテナを選ぶ(黒) デザインでアンテナを選ぶ(白)
 

アンテナ選びにカラー?と思われるかもしれませんが、ダークカラーなど暗い色の壁に白いアンテナを設置すると目立って見えてしまうこともあります。
当社では、最も一般的な家庭用45cm型のBSアンテナでホワイトとブラックの2色をご用意しておりますので、外壁の色と合わせてお選びいただけます。

BSアンテナラインアップ一覧(家庭用)

商品画像 45SRL 45SRLB 45SRLST 50SRL
名称 45SRL 45SRLB 45SRLST 50SRL
用途 一般家庭向け
口径 45cm 45cm 45cm 50cm
取付金具・ケーブル付
新4K8K衛星放送対応
カラー ホワイト ブラック ホワイト ホワイト

BSアンテナラインアップ一覧(共同受信用)

 
商品画像 60SRL 75SRL2 90SRL2 120SRL BL75SRL1 BL90SRL1 75SRL3H 120SRL1H 75SRL2-KK 90SRL2-KK 120SRL-KK
型名 60SRL 75SRL2 90SRL2 120SRL BL75SRL1 BL90SRL1 75SRL3H 120SRL1H 75SRL2-KK 90SRL2-KK 120SRL-KK
用途 共同受信用
口径 60cm 75cm 90cm 120cm 75cm 90cm 75cm 120cm 75cm 90cm 120cm
高層用
融雪装置付き
優良住宅部品(BL部品)
新4K8K衛星放送対応

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